2015年12月8日 講演
はじめに...
仕事や遊びで予想以上にうまくいくと、「運が良かった!」と誰もが喜ぶ。しかし、このような良運の状態は例外的な場合と多くの人たちは考える。他方、この例外的な「良運」の要因を分析して、その良運の状態を通常の状態にしようと間ゲル人もいる。
本日はそのような考えを実践して成果をあげている講師の考えを紹介しよう。
1.運を呼びこむための具体策
1.1.運を呼びこむ習慣
(1)些細なことに注目する
何ごとも注目しなければ、その重要性は認識できない。些細なことにも注目すれば、今まで気づかなかったことに気づき運を拓くことになる。
(2)明るくふるまう
「笑う角には福来る」という諺があるように、いつも明るくふるまうのがよい。明るくふるまえば、友人も知人もできやすいし、それからさき、人脈も情報も得ることができる。
(3)何ごとも挑戦してみる
何もせずじっとしていても、幸運が舞いこんでくることはあり得ない。したがって、やれることには何でも挑戦するのがよい。そうすれば、チャンスに出会える確率は高くなり、運も自然に良くなるだろう。
(4)人脈を広げる
人脈を広げることは、運を良くするために極めて重要である。日頃、関係のない分野の人と人脈をつくれば、異分野の情報の入手や人脈の拡大をはかることができる。
・身のまわりのチャンスをどれほど活かすかにより、運の良さは決まる。上記の行動を習慣化すれば、良運にめぐり合える可能性は格段に大きくなるだろう。
1.2.運が良いと思われる人が成功している理由
前項では良運を呼びこむために自分がどのように行動するのがよいかという視点から要点を競りした。ここでは、既に運が良いと思われる人の成功要因を整理しよう。
(1)チャンスをうまく活かすことができているから
運はチャンスである。自分は運が良いと思っている人はそのチャンスに気づき、運をうまく入手することができる。反対ならば、逆にならざるをえない。したがって、運のチャンスは同じでも、結果は雲泥の差となる。
(2)多くの人に感謝できているから
運が良いということは本人の実力だけでなく、関係者の応援や助力に負うところが大きい。これをしっかりと認識して助力してくれた関係者に謝意を伝える。そうすることにより、関係者との関係は更に良くなる。このようにしてその時々の関係者との関係を更に良くする循環軌道にのせれば、更なる良運を拓く可能性が大きくなる。
(3)運を呼びこみやすくなっているから
運は私たちの身のまわりに沢山眠っている。前項「1.1.運を呼びこむ習慣」で解説した習慣が身について自然に行動できればできるほど、運が良くなり成功を入手できるようになる。
・自分は運の良さによって生かされていることを理解すればするほど、チャンスに気付きやすくんまり、チャンスをうまく活かすことができるだろう。
顕在意識と潜在意識
私たちの意識は「顕在意識」と「潜在意識」に大別することができる。
・顕在意識(表層意識)
私たちが目覚めている間に考えたり、恨んだり、不安になったり、願望をイメージしたりする。
・潜在意識(無意識)
顕在意識と潜在意識との力関係は、氷山を思い出せばよく理解できる。海に浮かぶ氷山は、水面上に出ているのは氷山全体の一部分に過ぎず、氷山の対部分は水面下に隠れている。私たちの意識も氷山と同じように意識されていない潜在意識が大部分を占めている(潜在意識と顕在意識との割合は諸説あるが9:1とも言われている)。
しかし、多くの人は潜在意識の3%~5%しか活用していないと言われている。潜在意識を活用するためには、顕在意識で一所懸命に考え、努力することが必要である。具体的には、
①願いをイメージする、②明確なも目標を声に出して反復継続する、③イメージ化は発展的に肯定的に行う、④願いの実現を信じて疑わない。
・潜在意識が活躍するようになれば、これまで不可能と思っていたことが出来るようになったり、自分の希望を実現化できるようになる。
運をつかむ技術
講演の中で講師は「運をつかむ技術」(澤田秀雄著、小学館刊)を紹介された。同氏は同書の中で18年間赤字だったハウステンボスを1年で黒字化した秘密を開示している。その要点は次のようになる。
澤田氏はハウステンボス社長就任直後に全従業員を集め、次のように話した。
- ハウステンボスは、何ために運営しているのか。
- 1年後にハウステンボスを観光ビジネス都市にし、黒字化してボーナスを支給する。
- 黒字化のポイント。
- ・第1に、役員と全従業員が始業前の10~15分に清掃を行う。澤田氏も清掃に参加する。
- ・第2に、失敗した時、うまくいかない時こそ明るく元気に振る舞うことが大切である。
- ・第3に、経費を2割削減し、売上げを2割増やす。
・澤田氏は運を重視しており、「人生の99%は運で決まるといっても過言ではない」と言っている。
同書では、「天が運んでくる運(天運)と同時に自分で運ぶ運が存在していて、そちらの方が影響が大きいという事実を認識することが定説ではないかと思う。言い換えれば、運はコントロール可能だということだ」と書いている。
運をコントロールするには、どうすればいいのだろうか。「成長する会社、良い会社と付き合うこと。そうすれば取引も増えるでしょうし、こちらの会社も良くなっていきます。人間なら運の良い人、明るい人と付き合うことです。一方で、自分は運が良いと思って常にプラス発想をすること。そして人徳を積むことです」。
《澤田秀雄名言集》
5
すべての物事には、「陰」と「陽」の二面性がある
7
人から話を聞く場合、ごまかされている可能性がある
運を良くする10ヵ条
1.明確な「目標」⇒「思いの実現」
これがスタートである。
2.プラス発想
いつも常にプラス発想をする訓練をする。
3.勉強好き
世の中の出来事は、皆先生である。
4.素直
思いこみを捨てる。
5.毎日、健康の努力
食事、生活習慣、運動が3本柱である。
6.「明るく」「元気に」「爽やかに」
この反対にならないように注意する。
7.「感動」「感激」する。「感謝」“ありがとうございます”の心を持つ
「感動」、"ありがとうございます"の心を持つ。
8.「運を良く」し、「ツキ」の原理を知り、「運の管理」をする
「ツキ」の原則を知り、「運の管理」をする。
9.「気」を知り、「気」を遣い、「気」を配る
伸びる会社は気合が入っている。
10.両親・祖先を大切にする
10代さかのぼると、私たちには2046人の祖先がいる。私たちは、2046人の祖先に選ばれてこの世の中に送り出せれているのだ。祖先を味方につけると、信じられないほど大きな力がバックアップしてくれる。
鉄道が開く富士山の未来
富士登山鉄道プロジェクト
富士山の環境問題、噴火対策に五合目迄の登山鉄道が検討されています。
例えば、富士急行様が制作されました動画
何方も本当に素晴らしい内容で解り易いです。(下記よりご覧いただけます)
是非皆さんも「日本の宝富士山」を応援してください。